東京銀座の今右衛門
東京を訪れている陶磁器愛好家の皆様、今なら日本の最も有名な窯、佐賀県有田の今右衛門窯の作品が東京のど真ん中の銀座で見られます!
場所は銀座のランドマークの時計台を持つ高級店「和光」の地下一階のこじんまりとした一角!



趣向を変えた今回の展示では、日常食器を揃え、しかも同じ作品はセットの一組以外はなく、あとは全て違う品となっています。
今右衛門窯の名称は代々ご当主である今右衛門の名から採られています。
この今右衛門窯は由緒正しい窯元で 初代当主はもともと大名家鍋島氏の赤絵師でした。



実際、鍋島氏を祭る日峰神社の苔むした燈篭には今右衛門の家名である「今泉」という文字が刻まれています。
鍋島藩窯の要素は、今右衛門窯の作品の明確で精緻な描出、裏面や高台にまで施される贅沢な装飾からも見受けられます。


約390年続く今右衛門の伝統の技術は国の無形重要文化財にも指定されています。
この伝統の技術にさらに、今右衛門窯は従来使われていなかったプラチナや斬新なデザインで作品の現代性を謳っています。
この今右衛門展は同じ和光の6階で開催されている「人間国宝展」とコラボして同時開催されています。
そこでは今右衛門窯ご当主の創作品が見られます。
是非、有田まで足を伸ばせない陶磁器愛好家の皆様、このチャンスをお見逃しなく!
(K.H.)




