九州陶磁文化館
九州陶磁文化館は、有田駅から徒歩10分の小高い丘の上に位置します。1980年に開館し、九州や沖縄の陶磁器約30,000点を収蔵・展示しています。館内は5つの展示室に別れ、有田焼の歴史、江戸時代の有田焼約10,000点を収集し寄贈された柴田夫妻のコレクション、九州各地の古陶磁器や現代の陶芸作品などが展示され、九州の陶磁器の発祥から現代までの変遷を学ぶことができます。


館内の展示物に加えて館外にも興味深いものが3つあります。1つ目は駐車場脇に設置されている唐津焼の「絵唐津稲穂文大皿」です。この大皿は、有志が大皿作りにチャレンジし1997年7月に制作したもので、口径220㎝、高さ20㎝、重さは約500㎏あります。
2つ目は文化館の内庭に設置されている「白磁冠火喰鳥噴水」です。この噴水は、有田町の姉妹都市であるドイツのマイセン市から1987年に寄贈されました。鳥の原型は1731年にマイセンの陶工ケンドラーが制作しました。1985年にマイセン市にある国立マイセン磁器製作所でその複製が作られ、有田町に贈られました。鳥の足元にはマイセンのマークが描かれています。


3つ目は、文化館の外壁に吊るされている25個の磁器の鐘によるカリヨン(組鐘)です。これも国立マイセン磁器製作所で作成され有田町に贈られました。
16曲のメロディーが選定されており、午前9時から午後5時の1時間ごとに16曲がローテーションで奏でられ、街中でもその旋律を聞くことができます。
陶磁器が館内のみならず館外にも展示されている九州陶磁文化館に是非お越しください。
【インフォメーション】
・開館時間 9時~17時
・休館日 月曜日、12月29日~1月3日
・入場料 無料
(R.H.)

