有田の玄関口 有田駅
この建物は有田の街の玄関である有田駅です。
有田駅はJR九州の佐世保線と松浦鉄道の2つの路線の発着駅で、1897年7月に開業しました。現在の駅舎は1996年6月に改築されたもので、磁器の町にちなんで石炭窯(登り窯?)をシンボライズしたと言われています。
JR九州の特急に乗れば、博多駅から1時間半、佐賀駅からは45分で到着します。 一方の松浦鉄道は有田駅を始発とし、江戸時代に有田焼の国内外への積み出し港であった伊万里を経由して佐世保駅まで行くことができます。
明治時代に有田駅が出来たことで、積出港の伊万里という名前から産地名の有田焼と呼ばれるようになり、当駅から全国に出荷されるようになりました。
駅のプラットホームには
駅のホームには、十三代今右衛門や十四代柿右衛門、源右衛門窯の陶板が掛けられてあり、列車を待つ人々の目を楽しませてくれます。
(R.H.)